GLORY DAYS

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必修科目の担当がいいかげんな講師だった

大学生にとって必修科目とは非常に重要な意味を持つ。
何故ならこの科目一つで、卒業出来るか出来ないかが決まってしまうからだ。
だから、大学生は必修科目の教授が出来るだけ単位を取り易い人間であることを祈るし、
厳しい教授であれば、汗を流しながら耐えるしかない。

魚谷が通っている大学では英語が必修科目だった。
だから、魚谷に限らず学生達は英語の単位を取るのに必死になる。

魚谷のクラスを担当していたのは、宮田という69歳の男だったが、
この男がまたとんでもない人間だった。
最初の講義をすっぽかすわ、講義中は雑談が多いわ、
講義内容を他のクラスとごっちゃにしているわ、学生にとっては散々だった。
それでも、魚谷たちは必死に耐えた。
何しろ必修科目だから、逃げ出すわけにはいかないのだ。

しかし、自分がいい加減な講義をしているという自覚の無い宮田は
日々の講義に四苦八苦している学生に対して、こう言ってのけた。
「君たちはやる気が無いねぇ。受け持つボクも張り合いが無いよ。」
この発言に一部の学生達が怒り狂った。
「おい、あの宮田というのは一体何なんだ。あの男だって1回目の講義に来なかったじゃないか。
 そんなに講義を受け持つのが嫌なら、全員に単位を与えるぐらいの事をしてみろよ。」

魚谷はその時の事をこう語ってくれた。
「まぁ、とにかく辛い講義でしたよ。講師が何を言っているのか分かりませんし、
 雑談だと思って気を許した途端に講義が再開される。必修科目ですから必死で耐えましたが、
 そうでなければ、間違いなく投げ出していたでしょうね。」

試験が近づくと、魚谷たちはいよいよ必死になった。
宮田の講義から逃げられるか逃げられないかが決まるからである。
「再履修はゴメンだ。その思いだけでしたね。」

そうこうしているうちに、試験本番の日が来た。
問題を見て魚谷はずっこけた。
和訳がたった5問出題されているだけだったからである。
「あの野郎、いよいよ手抜きに走ったな」
しかもこの時の試験は電子辞書の持込さえも許可されていた。
「これで、単位を落とせば俺は切腹ものだ」魚谷は本気でそう思った。

1ヶ月後、成績表をみて魚谷は苦笑いを浮かべるほか無かった。
何のことは無い。宮田の英語の成績が全科目の中で一番良かったからである。
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コメント

おまえらはアフォだから辞書持ち込んでいいよ
って言われたときには確かにむかついたなw

  • 2006/01/31(火) 20:44:13 |
  • URL |
  • k #aIcUnOeo
  • [ 編集]

そんなこともあったな。(笑)
あの人の講義だけは、2度とやりたくないね。

  • 2006/02/01(水) 00:58:42 |
  • URL |
  • M・K #-
  • [ 編集]

でも嫌味言うだけならまだマシなほうだぜ
高校のころ机ごと蹴り飛ばしてくる教師とかいたしw

  • 2006/02/01(水) 08:12:45 |
  • URL |
  • k #-
  • [ 編集]

とんでもない教師がいたもんだ。
ヘタすりゃ、クビが飛ぶだろうに。(笑)

  • 2006/02/01(水) 20:53:04 |
  • URL |
  • M・K #-
  • [ 編集]

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