GLORY DAYS

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左腕投手育成の行き詰まり

今季も一人のサウスポーが現役を引退することになった。
北海道日本ハムファイターズの宮本賢だ。
彼は2006年に希望入団枠で早稲田大学から入団し、ローテーション入りを期待されたが、
2007年から2010年までの4年間で22試合にしか登板できず(しかも、先発での登板は一度もなかった。)
2010年のオフに投球フォームをサイドスローに変更することを決断した。
「左打者のアウトコースに角度のあるボールを投げられれば勝負できる」と考えたのだという。
しかし、この決断も実を結ぶことなく、今シーズン終了後に球団から戦力外を通告されてしまった。

これは宮本に限ったことではないのだが、左投手の多くは行き詰ったと感じると、
サイドスローにフォームを変えたがる。(それが投手コーチの発案であることも多いが。)
そして、この瞬間、彼らが活路を求める役割は、ほぼ例外無く左打者へのワンポイントか、
もしくは1イニング程度を投げる中継ぎに限られてしまう。
「せめて、左打者を抑えられれば出番ができる。」のがその理由らしいが、
何故、彼らを先発投手としてマウンドに立たせようという発想が消えてしまうのだろう。

フォームをサイドスローに変えて成功した投手もいることはいるが、
(近年では、埼玉西武ライオンズの松永浩典や、広島東洋カープの青木高広が記憶に新しい。)
一方で、それまでと身体の使い方が変わったことで怪我をしたり、フォームを変えたにもかかわらず、
コントロールの悪さが改善されない(しかもたいていスピードは落ちている)など、
日の目を見ることなく球界を去っていく投手も多いことを忘れてはならない。

左投手が行き詰ったと見ると、投球フォームをサイドスローに変えた上で、
左打者へのワンポイントリリーフ要員として起用を考える首脳陣は多いようだが、
彼らは、その前に選手の適性というものを少しでも考えたことはあるのだろうか。

まさか球界に「サイドスローの左投手は、中継ぎでしか登板させられない」という
固定観念があるとは思いたくないのだが。
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宮本、ファイターズチームスタッフに転身

「用具係を希望」とのことですがどうなるやら。なにはともあれ、進路が決まったのなら少しは安心できます。

  • 2012/12/05(水) 07:01:18 |
  • にわか日ハムファンのブログ

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